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容姿についてもう一度考えさせられる 宇宙を駆けるよだか


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どもどもMAXです

更新頻度上げていき隊です

 

少女漫画です。はい。

宇宙を駆けるよだか。「そらをかけるよだか」と読むらしいです

 

 

 あらすじ

かわいくて素直な性格のあゆみは大好きな人と恋人同士になったばかり。だが、初デートに向かう途中で同じクラスの然子の自殺を目撃し、意識を失ってしまう。目が覚めると、あゆみは醜い容姿の然子と身体が入れ替わっていて…。 容姿も性格もまったく違うふたりの運命が、奇妙にねじれながら交錯していく――。

主な登場人物は4人

主人公・・・小日向あゆみ

主人公2・・・海根然子

あゆみの彼氏・・・水本公史郎(しろちゃん)

あゆみとしろちゃんの友人・・・火賀俊平

主人公が相当なるリア充、それを逆恨みする然子

そして容姿が入れ替わり、然子は幸せを手に入れ、あゆみはとまどい不幸のどん底

みたいな話

海根然子は友達がいなくて一人ぼっちなのを、容姿のせいにし、小日向あゆみの容姿を手に入れたことで私はこれから幸せになってやるって感じ

しかし海根然子の容姿になったあゆみを、火賀が守ってあげることで然子は納得がいかず、あの容姿で幸せになるなんて許せないという歪みっぷり

 

しかし容姿が入れ替わってもあゆみ(然子)の彼氏として接するしろちゃんが

入れ替わる方法と理由を聞いて、元に戻ろうと裏で動いていく・・・

という話です

 

ここからネタバレ

まずあゆみちゃんが激カワ

そしてスーパー良い子ちゃんなわけです

そして然子が惚れているしろちゃんの彼女なので然子は容姿のせいにしてあゆみを逆恨みするわけです

私が愛されないのは容姿のせい、あゆみが愛されるのは容姿のおかげ

然子としては「生まれつき容姿に恵まれてるから私の苦しみなんて分からない」

「見た目がいい人間とは住む世界が違う」

「この容姿で生まれたこと自体間違いだった」

あゆみも人を容姿で判断したことがないと思っていたが、然子の姿になることで始めて感じた人からの視線

「人と比べて見た目が勝るとか劣るとかいう見方をしていなかった」

初めて感じる。劣等感、羞恥、屈辱

しかしあゆみは容姿のせいにする然子からの非難を受け、この姿でも絶対に幸せになってみせると豪語

一方の然子はあゆみの姿になっても然子は相変わらずの歪みっぷりで

然子の姿で幸せになろうと明るいあゆみとそれを肯定する火賀の人生を壊してやりたいと言いはじめます

そしてあゆみちゃんをもとの姿に戻す為、然子とカップルを演じていたしろちゃん

もとの姿に戻す為、いったん、火賀と入れ替わります

つまり整理すると

1巻時の状況

外見(中身)

あゆみ(然子)

然子(あゆみ)

しろちゃん(しろちゃん)

火賀(火賀)

2巻終了時

あゆみ(然子)

然子(あゆみ)

しろちゃん(火賀)

火賀(しろちゃん)

になるわけです。ややこしい

まぁひとつ言えるのは火賀はイケメンだけあって、姉ちゃんもかわいい

って感じですね

しろちゃんと火賀が入れ替わったのは、全員をもとに戻すためのしろちゃんの策略だったというこですが・・・

そこで然子へのしろちゃんのキッツイ一言

「愛してくれるよね。外見は変わっても、中身は変わらないんだから」

そして追い詰められた然子は外見は変わっても中身は変えられない

じゃあ私ってなに?

と逃走

って感じで最後のクライマックスへと突入していくわけです

果たしてハッピーエンドとなったのか・・・

 

 

色々と考えさせられる話ですね

特に然子の一言

「この顔と同じく生まれてきても同じこと言えんの?

外見が優れた人間に主導権がある、美形はキレイごと並べていればそれだけで正義になれるんだから」

 

一概にそんなことないって言えないあたりがなー

中々ディープな問題ですよね

もちろん顔関係なく成功している人間はいくらでもいるけれど

顔ありきの仕事もあるわけで・・・

知らないうちに人を傷つけている可能性もありますよね

 

人は見た目が100%というマンガもありましたが

 

100とは言わなくても、少なくとも0%ではないですよね・・・

心を豊かにするって大事だなと思いました

自己肯定感が低い日本人

容姿だけでなく、運動神経、偏差値などなど

様々な理由で人と比べられてしまう世の中だからこそかけがえのない存在ということ

自分にしかできないことがあるということを分かって生きてほしいですね

 

 

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